親に勝ちたい男子

今日は子育てのお話。

数日前、Youtubeで「男の子をだめにする母親とは」みたいな動画をみた。

女の子は母親のようになりたいと母親を目指すけど、男の子は父親を真似する傍ら、父親を追い越そうとするそうだ。特に思春期になるとどうやって父親を超えるかと悶々としながら、どんでもないことをしでかすそうです。

でも、うちみたいな家庭の場合はどうなんだろう？

昨夜、ちょうどそんなことを考えさせる出来事があった。それは、

「俺はママに勝ちたいんだ！」とのこと。

話をたどると「子供だってもっと自由にしたいんだよ」から始まり、「大人はどうして子供を叱ってばかりなの」、「子供はいつも大人に負けている」と」なり、最終的に上の発言となった。

「喧嘩して。ママに泣きながらごめんねって言わせて、俺は勝ちたい」と。

いろいろ理由を聞くと子供らしく支離滅裂なんだけど、これって冒頭のYoutubeで言っていること？と思ってしまった。

父親がいないとこれって母親にくるの？！

「大丈夫、いつか必ずドラゴンボーイが勝つときがくるから。勝つって泣かせることだけじゃないよ。」とこんこんと説明してみる。

それでも、ドラゴンボーイは納得いかず、その後もああだこうだいうので、

「ママに本当に勝ちたいんだったら、ママが何か言う前に完璧にやってごらん！」

と私が切れてしまう。

こんなやり取りがあったけど、最近、ドラゴンボーイを叱ってばっかりだ。ドラゴンボーイは口が達者な方ではないし、それに性格は私と正反対。彼の行動をみてイライラしてしまうこともあるし、 じゃっかん理不尽叱ってしまっているときもある。

今回彼が言う「親に勝ちたい、超えたい」というのは、子供の純粋な成長過程ではなく、たぶん私に対する警告なんだと思う。

私、反省多数、心の中で泣きながら「ごめんね」。

今日は短いけどこれまで。